LGTBと言われる人たちは誰かを傷つけるわけでも、誰かの何かを邪魔するわけでもありません。
ただ、自分らしく生きたいだけです。
それなのに、なぜマジョリティとされる人たちは、一言で括って区別しようとするのでしょうか。
それは、人の自我が社会に拡張されているからです。
私たち人間の脳は、生物としての自己だけを「自分」と認識しているわけではありません。
自分の所属する集団や家族、財産や地位、実績や作品も含めて「自分」と認識しています。
なので、社会の中に自分たちと違う人がいることに違和感を感じてしまうことがあるのです。
ちょっと極端な人だと、脳の「裏切り者探索モジュール」が反応して、異質な人たちに攻撃的になってしまうこともあります。