A.
暑い日が続いていますね。
こう暑いと、皆さんは、レジャーに行くとすれば、やっぱり、海!プール!でしょうか?
夏といえば海だけではありませんよ。
山、という選択肢について今日はお話しします。
山に入ったことのある人なら、共通して持てるイメージがあります。
木々に囲まれて木漏れ日の中を歩いていく小道、
周囲の木々草花の働きから生み出された、できたての新鮮な酸素。
自然の中で浄化された澄んだ空気。
小川の流れるせせらぎの音を聞きながらとる休憩。
それもコンクリートではなく、岩や倒木に座って、土に近いところから虫と同じ目線から眺める景色はどのようなものでしょう。
どんなことを感じるでしょうか。
それらは普段の都会の日常では感じることのない世界です。
それはきっと、我々が知らなかった世界では決してなくて、街で暮らしているために、忘れていた「原風景」なのではないでしょうか。
子どものとき、泥だけになるのもおもしろくて草花の中を駆け回っていたあの頃…。
山の中では、いつもより五感も研ぎ澄まされます。
自然に清められるように、普段のストレスを忘れさせてくれます。
木々の緑には、自律神経のバランスを整える機能もあります。
山というのは実に人の精神(こころ)に有益なものなのです。
山の日にちなんで、自然の中にいられる至極の時間を、
子どもだったあの頃を思い出してみることをぜひお勧めします。