夏の暑さも去って、気温も下がり始めましたね。
こんな季節の変わり目を、皆さんはどのように感じていますか?
暑い夏がやっと終わって、過ごしやすく晴々とした秋空に心地よさを感じていますか?
それとももう10月が迫り、いつの間にか今年も残り少なくなったと、秋風をさびしく感じていますか? いかがでしょう?
同じ季節を過ごしていても、感想が真逆になることってありますよね。
不思議ですね。
物事をポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるか、それぞれの考え方のクセが出るところではあります。
それから、気分の良し悪し、つまりは感情のあり方によっても、見方はがらりと変わるもの。
あるいは現実的な心配や問題があると、その事に引きずられるように、気分が引っ張られ、秋空が物悲しく恨めしく見えてしまうことだってあるでしょう。
できるだけ不快な感情より、心地よい感情に留まっていたいものですけれど、人が生きてゆくのに、そうも言っていられません。
常に心地よい感情だけ持っているわけにはいきませんよね。
物悲しく感じられる秋空も、儚げに散り積もる落ち葉も、形容詞は自分の感性が付け加えたもの。
その時々の自分の気持ちにピッタリであるなら、そのネガティブな感情も自分のものとして、しっかり味わってみてはいかがでしょうか?
気分も、季節も、また移り変わってゆくものですから。