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INTERVIEW. 03

メンタルとキャリアの資格で社会に貢献したい

小野 勝弘さん

前職:IT系企業 営業部勤務
現在:一般社団法人セルフキャリアデザイン協会 代表理事


前職ではIT系企業に所属し、営業や事業企画などを行っていました。仕事の中で、どうやったら企業の役員レベルの方々の気持ちを動かせるかと考えていた時に、リカレントのWEBサイトを見つけました。リカレントのサイトはわかりやすく、メンタルヘルスやEAPの学びにとても興味を持ちました。そして私が住んでいる横浜にもリカレントの校舎があったことも決め手となり、仕事を続けながら学ぶことに決めました。
学んでみて私が大きな変化を感じたのは、まず、仕事における人との接客や対面の仕方です。

EMCAプレミアムセミナーでのパネルディスカッション

今までは相手の目を見て対話をするのがどちらかというと苦手な方でした。授業では人の話を聴く傾聴のトレーニングやロールプレイング、ディスカッションなど様々な実践スキルを習得する場があります。この学びが接客や対面の仕方などに変化をもたらすことにもつながったのかと思います。人との付き合い方や対人関係が変わっていくと、交流関係や人脈も広がっていきます。このスキルは今もとても役に立っています。

セミナーでの小野勝弘さんの講演。たくさんの方が来場。

リカレントに通っている当時は、EAPメンタルヘルスカウンセラー資格(eMC資格)をどのように仕事に活かしていくかを授業に通いながら考えていたのですが、ちょうどその頃、国家資格になったばかりの「キャリアコンサルタント」の資格の取得にも興味を持ちました。
「キャリアコンサルタント」という入り口もあった方が、メンタルヘルスやEAPの知識やスキルも活かしやすいのではないかと思いました。

そして「eMC資格」の取得と同時並行で、リカレントで「キャリアコンサルタント」の資格取得も目指すことにしました。現在は「eMC資格」と「キャリアコンサルタント」のダブルライセンスを取得していますが、この選択は正解だったと思います。
資格取得後は、ホワイト企業マークの推進を行っている団体の代表の理念に共感し、私も一緒に行うことになりました。安全衛生優良企業の水準を満たすと、ホワイト企業マークを取得できます。安全と健康が求められる時代に選ばれる企業となる最善の方法です。安全衛生優良企業公表制度には、過重労働分野やメンタルヘルスの分野があるのですが、「eMC資格」と「キャリアコンサルタント」の両方の資格を取得していることで、企業にも安心してもらえますし、資格を取得しているからこそ、話に説得力も加わってきます。
また、EAPメンタルヘルスカウンセリング協会が主催するプレミアムセミナーでは、150人以上の前で登壇する機会や、パネルディスカッションにもコメンテーターとして登壇する機会をいただきました。
そして現在は、リカレントで出会った仲間と、セルフキャリアデザイン協会を立ち上げ、労働環境向上のための制度推進普及活動支援を行っています。
リカレントでメンタルヘルスやEAPを学んだことがきっかけとなり、大きく世界が開けています。企業のホワイト化、健康経営、人事労務は今後の会社経営には欠かせない重要な役割です。これからも二つの資格を活かして日本の社会に貢献していきたいと思います。

リカレントの講座ではメンタルヘルスの分野だけではなく産業保健の分野の学習もできます。産業保健の知識は企業と新たに関係を築くためには必要な知識となるので、学べてよかったと思います。