価値観が多様化する現代、一人が1社に勤めあげるという時代から、自分らしく働きたい、自分らしい生き方をしたいという時代になりました。
社会環境が急激に変化している日本では、一人ひとりのキャリアプランをサポートするキャリアコンサルタント、キャリアカウンセラーが必要とされています。
そして日本では、2025年までを養成目標にした「キャリアコンサルタント10万人養成計画」が始動。2015年秋に法案が可決し、2016年4月より、「国家資格キャリアコンサルタント」が新たに誕生しました。
「キャリアコンサルタント」になるためには、「キャリアコンサルタント試験」に合格し、キャリアコンサルタント名簿に登録することが必要です。
初心者から「国家資格キャリアコンサルタント試験」を受験するには、厚生労働大臣が認定する講習の課程の修了が必要です。
「リカレント キャリアコンサルタント養成講座」、「リカレント
キャリアコンサルタント養成ライブ通信講座」は厚生労働大臣認定講習です。資格取得を目指しながら現場に即した実践スキルを習得することが可能です。
※注1:キャリアコンサルティングに係る実務経験について
上記における「経験」に該当するかどうかは、以下のいずれも適合するかどうかという考え方を基準に、個別に判断することになります。
学科試験と実技(論述および面接)試験で行われ、個別の受験が可能です。学科試験と実技試験の両方に合格しキャリアコンサルタント名簿に登録すると、キャリアコンサルタントと名乗ることができます。
特定非営利活動法人キャリア・コンサルティング協議会
試験区分 | 出題形式 | 問題数 | 試験時間 | 合格基準 | |
---|---|---|---|---|---|
学科 | 筆記試験 (四肢択一のマークシート) |
50問 | 100分 | 100点満点で 70点以上の得点 |
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実技 | 論述試験 | 記述式回答 (事例記録を読み、設問に解答する) |
1ケース | 50分 |
150点満点で90点以上の得点 ※但し、論述は配点の40%以上の得点、かつ面接は評価区分「態度」「展開」「自己評価」ごとに満点の40%以上の得点が必要 |
面接試験 |
ロールプレイ (受験者がキャリアコンサルタント役となり、キャリアコンサルティングを行う) 口頭試問 (自らのキャリアコンサルティングについて試験官からの質問に答える) |
1ケース | 20分 (ロールプレイ15分、口頭試問5分) |
特定非営利活動法人日本キャリア開発協会
試験区分 | 出題形式 | 問題数 | 試験時間 | 合格基準 | |
---|---|---|---|---|---|
学科 | 筆記試験 (四肢択一のマークシート) |
50問 | 100分 | 100点満点で 70点以上の得点 |
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実技 | 論述試験 | 記述式回答 (逐語記録を読み、設問に解答する) |
1ケース | 50分 |
150点満点で90点以上の得点 ※ただし論述試験の満点の40%以上、かつ面接試験の評価区分の中の「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」のいずれにおいても満点の40%以上の得点が必要 |
面接試験 |
ロールプレイ (受験者がキャリアコンサルタント役となり、キャリアコンサルティングを行う) 口頭試問 (自らのキャリアコンサルティングについて試験官からの質問に答える) |
1ケース | 20分 (ロールプレイ15分、口頭試問5分) |
2024年度試験の問題の解答にあたっては、2024年4月1日の時点で既に施行(法令の効力発生)されている法令等に基づくものとします。なお、試験範囲に含まれる時事的問題など、キャリアコンサルティングに関連するものとして知っておくべき知識・情報については、基準日にかかわらず出題される可能性がありますのでご留意ください。
学科試験:8,900円
実技試験:29,900円
※両機関共通